CFFインターナショナル・オンライン意見交換会を実施しました!

コロナウィルス感染拡大の影響が続く中、
この困難な状況を乗り切るため、CFFの今後について、
また、4カ国がどのように協働していくかを話し合うべく、
9月19日に、4カ国の理事・スタッフが集まり、
CFFインターナショナル・オンラインの意見交換を実施しました。

4カ国から計22名の理事・スタッフが参加しました。

内容としては、各国からの現状報告、
今後の各国、インターナショナルの動きについて、具体的な対策などが話し合われました。

<各国からの現状報告まとめ>
改めて現在のコロナの各国状況、
子どもたちの様子などの報告をしました。


▼フィリピン

・コロナウィルス新規感染者数は増えているが、完治者も多い。

・子どもたちはまだ学校に行けず、施設からも外出できない。そのため、施設内でできる活動を行なっている。
(野菜植え、財布作り、料理教室、チームビルディングトレーニング、スキルトレーニング、オンラインギターレッスン等)

 

▼マレーシア

・「子どもの家」があるサバ州は新規感染者数はそれほど多くなく、通常の生活に戻ってきている。

・学校も再開し、子どもたちも通学している。すでに施設を卒業した2名の子どもも学校の寮に戻り、子どもたちの生活も通常に戻ってきている。

・CFFマレーシアでは寄付プロジェクトを始め、現在4,000リンギット(約10万)集まっている。

 

ミャンマー

・国内の感染状況は悪化しており、新規感染率は先月に比べて急激に増えている。CFFミャンマーがある、都市ヤンゴンはロックダウンに近い状態。

・裁縫プロジェクト、子どもの施設にマスクやフェイスシールドを送るなどの活動を再開していたが、感染状況悪化により現在は中断している。

 

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CFFマレーシア、ウィルソン理事の報告。「子どもの家」の子どもたちの様子について。

また、海外プログラムが通常通り開催できない状況が続く中、
今後どのように、この危機を乗り越えていくかなど、意見を出し合いました。

話し合いをしていく中で、
どの国もお互いにとって必要不可欠であること、
改めて4カ国が「4つで1つ=One body(一つの体)」であることを確認し合い、結束を高める機会になりました。

 

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参加したCFFインターナショナル、理事・スタッフたち。


今後も定期的にオンラインでの、
CFFインターナショナルの会議を実施していくことも決定しましたので、
引き続きご報告させていただきたいと思います。

 

(報告:CFFジャパン事務局 大津)

 

 

【ご報告】初のオンラインプログラム “at HOME スタディツアー”

こんにちは!
2020夏リーダーズ「ホロイムア」の菅原琴乃(ことの)です!
 
8月の土日5日間を利用し、CFF初のオンラインプログラムである、
“CFF at HOME(アットホーム)スタディツアー”を行いました。
その様子を報告させていただきます!
 
今年は新型コロナウイルスの影響により、
2020年春シーズンの3つのプログラムと
2020年夏シーズンの全てのプログラムが中止となってしまいました。
リーダーに立候補したときには、
このようなことになるとは想像もしておらず、
私たちの思い描いていたリーダー生活とは、
全く異なるスタートとなりました。

現地へ行けない悔しさや、
子どもの家の子どもたちに会えない悲しさ、
初のオンラインプログラムに対する不安など、
それぞれが様々な感情を持って始まったリーダー活動でした。

しかし、そんな中でも私たちのCFFや子どもたちに対する想いは変わらず、
「CFFの価値を届けたい、暖かさを伝えたい」という想いで、
オンラインプログラムを作り上げました。

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20夏リーダーズ“ホロイムア“。ことの:左奥

プログラムは全5日間で行われました。
参加者は45名、全員が学生で、
ほとんどがCFFのプログラムに初めて参加してくれました。

一日ごとに異なるテーマがあり、
多様性、戦争の歴史、環境問題、CFFの支援、
そして未来を築くことについて、みんなで学びを深めました。

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オンラインプログラムのディレクター、ジャパンスタッフ内海。 参加者には事前に資料を送付、1日ごとにテーマの封筒を開けていきます。

プログラムでは、マレーシアと中継を繋いで、
現地の方のお話を聞く機会があり、
実際に現地に行けない状況の中でも、
教科書に書いてある知識や大学の講義を超えた、アクティブな学びの場となりました。

 

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環境問題がテーマの日。現地で安部がゴミ山を案内中。

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多様性がテーマの日。市場を案内しながら、現地の人にインタビュー。

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戦争の歴史がテーマの日。マディン牧師によるピースセミナーの様子。

参加者さんからは常にチャットなどで質問を受けつけ、

時間の許す限り、リアルタイムで答えていただきました。

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「子どもの家」の元入所児童マックスウェル。

子どもたちもアシスタントとして登場。

 
現地中継のあとには、全体を6つのグループに分け、グループワークを行いました。

現地中継から学んだことを共有するだけでなく、日本から私たちにできることを考えたり、
受け入れることや愛について考えたりと、CFFらしいシェアの時間を作ることができました。

私のグループでは特に、マレーシアの戦争の歴史を学んだあとのシェアが印象に残っています。
メンバー同士で戦争の知識や教わってきたことに差があり、
戦争に対しての意識も異なることがわかりました。
しかし、その違いをそのままにしようとするのではなく、お互いの考えを受け入れようとする姿勢が見られました。
「マディンさんのように許し合い、お互いのことを受け入れていきたい」というシェアをしてくれた人が多く、
それからのグループワークではみんながみんなを受け入れられる、
とてもよい雰囲気で行うことが出来ました。

 

今回のオンラインプログラムは、1回のプログラムに対しリーダーが6人という、
普段のプログラムとは異なる体制でしたが、
リーダーごとにグループワークのやり方が異なったり、
各リーダーの伝えたいことがグループ内でしっかり伝えられたりと、
私たち自身がグループの意義を見出すことができ、
参加者さん同士の絆も深まり、とても有意義な時間となりました。

また、参加者さんからの声として、
「グループのメンバーが非常に寛容で受け入れてくれて、
ありのままの自分の考えや信じているものを理解してくれたこともすごく嬉しかったです。」、
「自分らしさを出すことが出来るグループだった。」など、
メンバー同士の関りが、シェアの時間をより有意義なものにしていたと感じました。

 

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ことの(上段真ん中)のグループメンバー。

前例のない初めてのプログラムということで、
自分たちのやり方が正しいのか、もっと伝えられることがあるのではないか、
と悩むことも多々ありましたが、
事務局さんやコアスタッフの皆さん、いつもリーダーズを応援してくれた皆さん、
プログラムの参加者さんなど、多くの人に支えられ、
リーダーズ6人で力を合わせてプログラムを成功させることができました。

 

このような状況であっても、
私たちが大切にしたい価値を届けることができたこと、
CFFの活動を絶やさず未来へ繋ぐきっかけになれたことが嬉しく、誇りに思います。

 

今回のプログラムが、参加者さんや子どもたち、
CFFの未来を輝かせるものであることを願っています。

 

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今回のオンラインプログラムを支えたリーダーズ、スタッフたち。

 

 

【ご報告】ミャンマーオンラインイベント開催!

ミャンマーオンラインイベント

〜私達の中に、あり続けるもの〜 

 

皆さん、こんにちは!
第54回マレーシアワークキャンプに参加した、
工藤愛理沙(ありさ)です!
私からは、7月25日に行われたミャンマーイベントのご報告をさせていただきます。
 
今年は新型コロナウイルスの影響を受け、在宅勤務やリモート会議など、
今までとは違う新たな日常を過ごす時間が多かったのではないでしょうか。
CFFでも場所を問わず参加できるオンラインプログラムや、
大規模な寄付プロジェクトが行われてきました。
すべてが初めてで、新しい取り組みが行われる中、
私たちは「現地や子どもたちに対して何かしたい」という想いを
カタチにするため、「日本からもできることはある!」という想いを胸に、
1から活動を始めました。

ミャンマーへ何かしたいと思った背景には、
ミャンマーに対してのオンラインイベント開催予定がなかったため、
2020年春夏の中止となってしまったミャンマープログラムのリーダーたちが
現地に対して想いを伝える場がないこと、
そして私たちが現地で出会ってきた子どもたちは、
今この瞬間も生きているのかと考える時間が増えたことにあります。

そのころ外出禁止令が出ていたミャンマーでは、
現地スタッフのジョセフも、子どもたちも通常通りの活動ができない状態でした。

そのため私たちは、いつか海外プログラムが再開できるようになった時、
ミャンマーに興味を持って、ミャンマープログラムに参加したいと
思っていただける方が少しでも増えることを願い、
今回はCFFミャンマーを知ること、知ってもらうことをメインとしたイベントの開催を決めました。

イベントでは、CFFジャパン事務局の田代(みちか)に、
CFFミャンマーミャンマーの軌跡、
ミャンマープログラムを支えてくださった方々のお話して頂き、
プログラム中の思い出や、イベントの感想をシェアしました。

当日は24名ほどの方が参加してくださいました。
ミャンマースタディツアー0回に参加した方や、
ミャンマープログラムに参加したことのない方もいました。

私は、一人一人がミャンマーやCFFへの想いを共に馳せて、分かち合い、
今も私たちの中にあり続ける言葉にできない大切なもの、
尊いものに改めて触れることができたと心から感じます。

現地スタッフのジョセフからも、
“オンラインプログラムを開催してくれて、私たちを覚えていてくれてありがとう”
という温かいメッセージも頂きました。

今回のイベントは、
ミャンマーやCFFを想い続ける人々がいたからこそ、
行うことができました。

プログラムで得た大切なことや、子どもたちへの想いは、
今も皆さんの心の中にあり続けています。
 
いつの日かまた、ミャンマーの子どもたちや現地の方々、
日本の青年たちが共に育ち合い、
プログラムで子どもたちが、子どもたちらしくいれる時間が築かれることを祈って。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さんの健康と命に感謝して。

 

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参加者との写真。チェーズバーはミャンマービルマ語で「ありがとう」



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今回のミャンマーイベントを企画した有志メンバー(右上:ありさ)

 

【ご報告】2019年度CFFジャパン事業報告会を実施しました!

こんにちは!

33回フィリピンスタディツアーに参加した伊藤千花(ちか)です。

昨年度から理事会ユースメンバー(ボーダーズ)として理事会にも参加させてもらっています。

 

今回は、私から7月11日に行われた「2019年度CFFジャパン事業報告会」について

報告させて頂きたいと思います。

 

ここ数ヶ月、新型コロナウィルスの影響でCFFでも様々なイベントが、

オンラインでの開催となりましたが、

毎年恒例の事業報告会も、今年はZoomを使っての"オンライン事業報告会"となりました。

 

画面を通じてではありましたが、オンラインだからこそ、

CFFに関わる幅広い年代の方々が、

様々な地域から参加する貴重な機会になったのではないでしょうか。

 

内容は

2019年度会計報告、コロナ渦でのCFFジャパンについて

2020年の展望

・新事業の紹介

・現地(フィリピン・マレーシア・ミャンマー)報告、質疑応答

と盛り沢山でした!!

 

特に、「海外への渡航が難しいこの情勢の中CFFははどうなるの?」

とコロナ渦でのCFFについて、気になっている方も多いかと思います。

 

普段活動に関わっていると意外と知ることの少ない、

CFFの運営やお金の話なども職員や理事の方から聞くことができ、

とても新鮮でした!

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CFFジャパンより「2019年度活動報告」

そして、この夏からスタートする新事業"CFF at HOME  スタディツアー "について、

実行委員のリーダーズからの紹介もありました!

 

「今後どうなっていくか分からず暗闇のように思えたが、

そんな中でもわたしたちが虹をかけるような存在になっていきたい」

というメンバーの言葉がとても印象的でした。

 

厳しい状況の中でも、2020リーダーズをはじめとする多くの人たちが、

CFFの価値や希望を信じていることが、CFFの強みであると改めて感じました。

 

最後には、それぞれのセッションに分かれて、

4カ国(ジャパン・フィリピン・マレーシア・ミャンマー)の報告を行いました。

 

現地法人の報告では、今年度の活動や子どもたちの様子も見ることができました。

コロナの影響で外出禁止のため学校に行けなかったりと、

普段とは違った生活ではあるそうですが、

自然に囲まれた広い敷地内で、のびのびと暮らしている子どもたちの笑顔を見ることができて少しホッとしました。

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ジャパン職員内海より、CFFフィリピンの報告。入所児童の紹介。

 

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ジャパン職員有馬より、CFFミャンマーの報告。

 

今回の事業報告会に参加して、厳しい状況下ではありますが、
こんな時だからこそ改めてCFFの強みや今後向かっていくべき方向を、
見つめ直す前向きな機会になればなと思いました!

 

私自身も、今後もCFFを通して得てきたことを自分の場所で体現しながら、

自分の立場からできるCFFへのサポートをしていきたいと思いました!

 

簡単ではありますが、事業報告会について報告させて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

伊藤千花

 

職員より、団体HPに報告もさせていただいております。

http://www.cffjapan.org/blog/news/2019-8.html

 

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参加者の皆さんとの集合写真

ご参加いただいた皆様、 ありがとうございました!

 

CFFフィリピンより、卒業企画のお礼が届きました!

こんにちは!CFF事務局大津いくみ(いくみん)です!

 

先月5月24日に行われた、CFFフィリピン「子どもの家」の入所児童、
シャイラとジェシーラの「卒業お祝い企画」の様子を、
こちらのブログでもお伝えしましたが、
CFFフィリピンよりお礼の手紙と写真が送られてきましたので、ご紹介します!

 

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ジェシー

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ジェシーラの手紙

ジェシーラの手紙訳↓

「支援してくださる皆様へ

卒業の動画を作ってくださり、ありがとうございました!

シャイラとふたりで驚きました。

日本人のみなさん、ありがとう!大好きです!

そして、日本人のみなさんが恋しいです。

みなさんに神様のご加護がありますように!」

(「1000…10000!?」がどういった意味で使われているのかわからずでした…すみません。)

 

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シャイラ

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シャイラの手紙

シャイラの手紙訳↓
ジェシーラと私に動画を作ってくださった皆さんへ

ジェシーラと2人でとても驚きました。本当にありがとうございました。

私たちの卒業を価値のあるものにしてくれました。

みなさんに会いたいです。

Mahal ko kay!=大好きです!」

 

ふたりのコメントと手紙のハートからも喜んでくれた様子が伝わってきますね!

 

ジェシーラは中学校に進学、8月から学校が開始します。

シャイラは高校を卒業し、今後も進学を予定しており申請中なのですが、
コロナウィルスの影響により、返答を待っている状態です。
現在は「子どもの家」で主にキッチンを手伝ってくれています。

 

日本だけでなく、現地の子どもたちの学校にも、
引き続きコロナウィルスの影響が続いています。
少しでも早く、安心して学校に通える状況になってほしいと思います。

 

ふたりの卒業企画にご参加いただいた皆さま、
改めて、ご協力ありがとうございました!

 

オンラインでもおめでとうを届けたい!〜CFFフィリピン「子どもの家」卒業お祝い企画〜

こんにちは!
35回フィリピンスタディツアーに参加した吉田来夏(こなっちゃん)です。

524日に行われた、CFFフィリピン「子どもの家」の入所児童、
シャイラとジェシーラの卒業お祝いの企画について書かせていただきます。

 

新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止となり、
残念ながら卒業式が中止になってしまった方も多かったのではないかと思います。

CFF
フィリピン「子どもの家」の入所児童であるシャイラとジェシーラは、
高校と小学校の卒業をそれぞれ迎えましたが、
フィリピンでも新型コロナウイルスの影響で卒業式は中止となってしまいました。

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(左:シャイラ、右:ジェシーラ)


そんな2人の卒業を日本からお祝いするために、
オンラインでシャイラとジェシーラに向けたお祝い動画の撮影を行いました。

嬉しいことに、10年近く前にプログラムに参加した方から、
2020
年春シーズンに参加した方まで、
60
名以上の方が企画に参加してくださいました。

 

企画当日は、自粛が続くCFFフィリピン「子どもの家」でのおうち時間の様子を写真とともにお伝えしたり、
シャイラとジェシーラとのエピソードトークを、
ハッピーキャンプの過去参加者からお話をしていただきました。

また、グループに分かれて、子どもたちの未来への想いのシェアを行うなど、盛りだくさんな内容でした。


メインの動画撮影では、CFFフィリピンの子どもたちも知っていて、
現地で踊っている「パプリカ」の曲に合わせて、
2
人の好きなところを書いた紙を出したり、
2
人と過ごした思い出の写真を見せたり、
卒業のお祝いのメッセージを書いた紙を映したりしました。
そして、最後のサビは全員でダンスをしました。


参加者のみなさんが準備してくださったメッセージの書かれた紙は、
それぞれ可愛く彩られていて、子どもたちへの想いが込められているのだと感じました。

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オンラインでのお祝い企画の様子

現地に行くことができなくても、
オンラインを通して集まったみんなが、
心を一つにしてお祝いをすることができた企画だったのではないかと思います。

 

企画の最初から最後まで、
オンラインにもかかわらず参加者の方からのレスポンスもたくさんあり、
私自身もとっても楽しい時間となりました。

 

先日、当日参加できなかった方の写真も追加して編集をした動画をフィリピンへ送りました。
2
人が動画を見て喜んでくれていたら嬉しいな、と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

企画メンバー 吉田来夏(こなっちゃん

2020春プログラム事後研修「こすも研修」〜リーダーズが見つけたもの〜

こんにちは!
2020春シーズンで第6回ミャンマースタディキャンプのリーダーを務めていた、太田蒼(ばばちゃん)です!

今回は、2020春リーダーズ''こすものーと''が、
5月29・30日の2日間にわたってオンラインで行った事後研修「こすも研修」について少しお話させていただきたいと思います。

 

''こすものーと''の歩み

2020春シーズンは、CFFとして初めての10プログラム開催。
個性溢れるのリーダーズ''こすものーと''は、
2019年10月から活動をしていました。

いろいろな人の力を借りながら、過去最高の200人以上のプログラム参加者を集めることができ、
これからだ!という矢先、皆さまもご存知の通り、

新型コロナウイルスの流行が始まりました。

 

それにより、一部の事前研修の中止、

1つのプログラムは途中帰国を余儀なくされました。

 

そして、後半3プログラムの中止が決定し、

12日の宿泊事後研修も中止となりました。

 

その後、リーダーズで様々な可能性を模索をした結果、

「こすも研修」を実施することにしました。

 

「こすも研修」

プログラムや宿泊事後研修が中止が決定した後も、わたしたちはミーティングを重ねました。

自分達の想いをぶつけた上で、
「わたしたちには今何が出来るのか」「事後研修に代わる何ががしたい」と考え、
『こすも研修』をオンラインで実施することに決定しました。

「こすも研修」と呼んでいるのは、
始まっていないプログラムも終わってないプログラムもあるからです。

色々な困難もありましたが、研修の2日間を通して、
スタッフさんも含め150人以上が参加してくださいました!

 

1日目のゴール:キャンプ・ツアーで得たことを日常に落とし込んで未来に前向きな状態になる。

2日目のゴール: 「未来にワクワクすること、希望をもつこと」

 

上の2つを元に他者と想い合うこと、

自分らしさや自分にとってのワクワクをシェアしました。

参加者さん1人1人がオンライン上でも、自分のことを生き生きと話す姿がありました。

その姿は輝いていて、「オンラインでもシェアはできる。」「たくさんの人と繋がれる。」と感じ、
お互いを想い合えることが分かった瞬間でした。

少しでも参加してくれたみなさんの未来が、
明るくてワクワクできる幸せな未来であるようにと、
''こすものーと''一同願っています。

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「こすも研修」の様子

 

"こすものーと"が見つけたもの

「こすも研修」を作るにあたって、たくさんの壁に直面しました。
現地へ行けたプログラムと行けなかったプログラムが、変えられない事実としてあります。
1人1人状況が違って、最初のころは本当にどうすれば10人の納得いくものになるのか、それにたどり着けるのか不安でした。

でも分かったことは、1人1人の辛さは全部分かり合えないし、
違う辛さかもしれないけどみんな(辛いと思っていることは)同じだということです。
10人がいてそれぞれの役割がある。
誰一人欠けてはいけない。
みんなで作る意味を見つけられたような気が、私はします。

だからこそ本気で向き合ったし、妥協はしませんでした。
そして何よりたくさんの人達に支えられて、
どんな暗闇にも希望や光は必ずあると信じることができたんだと思います。
そのおかげで"こすものーと"は、最後まで諦めずに10人で「こすも研修」まで行うことができました。

逆にその姿を見せることで、また誰かの希望や光になっていたら嬉しいです!

最後に本当にたくさんの方々の支えがあって、
"こすものーと"は8ヶ月間走りぬけることが出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!

 

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2020春リーダーズ“こすものーと”(太田蒼(ばばちゃん):写真中段真ん中)

太田蒼