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CFFリーダーを終えて。

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白石司さん(しらいしつかさ)2016年夏フィリピンスタディツアーのプログラムリーダーとして、フィリピンの社会課題の現場を日本人大学生17人と共に9日間学び考えてきました。そんな彼が、リーダーを終えて今自身が感じている事を書いてくれました。

 

 今年の夏、第32回フィリピンスタディツアーのリーダーを務めた白石司です。 今回は第1号CFFサポーター通信にCFFプログラムリーダーの集大成である、事後研修を通して学んだこと、そしてリーダーを終えて今感じていることを書きました。

 私の事後研修への想いは、プログラムに参加したみんなに事後研修が終わった後に、何か具体的な「変化」や「決心」があってほしい、という気持ちを込めて事後研修を作っていきました。

この想いが生まれたきっかけは、はじめて私がCFFプログラムに参加した時、現地ではたくさんの気づきを得ましたが、それが実生活になかなか活かす事ができず、プログラムに参加して得たことは仲間だけだったと気がつき、モヤモヤしていたからです。

「自分と同じ道を、他のみんなに進んでほしくない。」「現地で得た気づきを行動に移してほしい。」そう考え“自分の理想の未来”についてみんなで語り合い、それを実現するためにどう行動するかを事後研修で考え話してもらうことにしました。

“自分の理想の未来”というテーマに対して、そもそも理想を持っていない人や、持っていてもどう行動していけばいいのか分からない、という人ももちろんいました。

しかし、その中で「これからも理想の未来を考え続け、行動を起こしていく!」と話してくれた人もいました。プログラムリーダー8人で考えたテーマと真剣に向き合ってくれた参加者の姿を見るのはとても嬉しく、また本当に感謝だなと思いました。

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 [事後研修最後の全体写真]

 私がCFFリーダーを通して学んだことは、人との関わりです。私はリーダー生活中、CFFの仲間から孤立してしまった事がありました。その原因は、仲間と考え方が合わず話し合うことをやめてしまったからです。

「私はなぜ孤立してしまうのか、仲間達は自分をどう思い、自分はみんなをどう思っているのか?」人生で初めて本気で他者と、自分について考えられるようになりました。その結果、自分が仲間の意見を受け入れず、「なぜ相手がそう思うのか。」と相手の立場になることをやめてしまったことが、孤立してしまう全ての原因だったと気がつきました。

参加者に考え続けてほしいと願っていた自分が、それができていなかったと分かりました。この経験から私は、CFFで学んだ「傾聴」を活かし自分と相手の思いをしっかり聞き、みんなの為になにができるのか考え行動し続けていきたいです。

多くのことに気づき、築かせてくれたCFFリーダーという貴重な経験が得られたことに、心から感謝だなとリーダーを終えて今感じています。本当に、本当にありがとうございました。

 

CFFマレーシア新しい家族♪

 7月29日に9歳の男の子が入所しました。5月に入所したRichie(リッチー)の弟で名前はRehjen(レジェン:以下レジェンと表記)です。

CFFマレーシアから車で約7時間、約200キロほど離れた村からやってきました。CFFマレーシアに来たばかりのころでも、そこまで緊張した状態が続くこともなく自然と施設の生活や他の子どもたちとの関係を作っていました。

 

 入所したばかりの時は栄養状態もよくなく、お兄ちゃんのリッチーと一緒に定期的に病院へ検査を受けに行っていました。そんなレジェン、CFFに来てからというもの3度の食事はいつもご飯てんこもり!「9才なのに、そんなに食べられるの??」というほど山盛りのご飯とおかず、おかわりも必ず一回以上するという食べっぷり。体もどんどんまるまるしてきてしまいました…。自分の村にいたときには食事をしっかり取れないことも多く「食べれるときに食べる!」という癖がまだ抜けきっていないようでした。

 CFFマレーシアでの生活を通し、食べることに心配する必要がないこと、安心してここで生活していいのだということを、レジェン自身が心から実感できる日が一日も早くくればと願います。

f:id:cff_japan:20161108160543j:plain[子どもたちは遊びに夢中。カメラに全く気づいていません笑]   

 

 さて、そんなレジェンの入所から間もなく、2016年夏シーズンのプログラムが始まりました!レジェンにとっても初めてのキャンプです。最初の方こそ緊張もあり、どこか笑顔もぎこちなかったレジェン。しかしキャンパーたちのワークの様子を見たり、食事やお皿洗いをキャンパーたちと一緒にしたりする中で、次第に緊張もほぐれていきました。目が合うと可愛らしい笑顔でニコニコしてくれて、キャンパーたちの疲れを癒してくれました。

 キャンプ真っ最中の9月には、小学校最高学年の全国統一テスト、またハリラヤハジというイスラム教のお祝いが重なり、約2週間学校が休みの時がありました。普段は学校で中々交流の時間ももてないこともたり、せっかく子どもたちがいるから!と、キャンパーたちがアクティビティーを考え実施してくれました。

 行ったのはハンカチ落としとフルーツバスケットフルーツバスケットでは一人一人に自分の名前とフルーツの名前が書かれた名札が配られました。自分の名前が書かれた名札を嬉しそうに胸につけるレジェン。いざゲームが始まってみると…

とにかく弱い!特に「フルーツバスケット」のかけ声で全員が移動となったときは、空いている椅子があるのに気づかないのか、人を押しのけてまで座るということができないのか…気づくといつも鬼になっていました。それでも、どんなに負けてもいつもニコニコ、キャンパーたちとの初めてのアクティビティーを楽しんでいました。

f:id:cff_japan:20161108160710j:plain[ハンカチ落としをしている様子]

 

 キャンプも終盤の9月17日、CFFマレーシアに来てから初めての誕生日を迎えました。最近CFFマレーシアでは、子どもたちのお祝いをするときもスタッフではなく、年長の子どもたち中心にプレゼントの準備や、お祝い会のMCをしています。

お兄ちゃんのリッチーはじめ年少の子どもたちはプレゼントづくりをこそこそ行い、年長のマックスウェルやアーノルドはハッピーバスデーソングをギターで弾けるようにこそこそと練習していました。この日夕食時、キャンパーたちも集まる中、みんなでバースデーソングを歌い子どもたちお手製のプレゼントを渡しました!

 始めての誕生日、大勢の前で祝われ戸惑いぎみだったにも関わらず、キャンパーやスタッフ合わせて50人近くの人の前で「ありがとう」と笑顔で伝えることができていました。物怖じせず、自分の言葉を堂々としっかりと伝えられるレジェン。これからの成長がとても楽しみです!

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