2017年春リーダーズ新たな一歩
[日本キリスト革命派新座志木教会で実施しました。]
2017年春リーダーズに向けて過去にリーダーを経験したメンバーが有志で
企画実施したのが「リスタートミーティング」です。
この名前の由来は、”CFFリーダーを経験してからが本当のスタート”
活動を通して得たものを次のステップに生かして欲しい
という考えからこの名前になりました。
この企画には、CFF創設者二子石さんとCFFジャパン理事5名も
足を運んでいただき、リーダーたちが活動を通して何を得て
それを次にどう活かしていこうとしているのか?それを深める会となりました。
今回は企画メンバーの2016年夏リーダーを経験した、
嘉山あかねさんからリスタートミーティングへの想いや、
自身が感じたことを書いてもらいました。
ぜひ読んでみてください^^
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嘉山あかねさん
2016年夏マレーシアワークキャンプ41回リーダー
私は2016夏マレーシアワークキャンプのリーダーを大学3年生に担当しました。
リーダーを終えたあとは、すぐに就職活動が始まり自分の人生を見直す機会や
それを面接等で周りにアピールする機会が沢山ありました。
その時自分の人生で一番大きな出来事は、CFFで目にした発展途上国の貧困や
ワークキャンプでの経験だったと気がつきました。
私はリーダーを終えてすぐに就職活動だったので記憶が明確なうちに、
活動を通して得たことを振り返り、
次にどう繋げたいのかを考えるきっかけがありました。
それは自分の中でとても有意義な時間だったと思います。
そんな機会を次のリーダーの子たちに作れたらいいな。
きっと彼らにとって意味のある時間になるなと感じ、
リスタートミーティングの企画に参加しました。
[リーダーの話を聞く活動メンバー]
リスタートミーティングではCFF創設者二子石さんのCFF設立当初の話や
CFFを作るきっかけを聞いた上で
CFFにキャンプ、ツアー、自分自身がどうプログラムに貢献したのか?
「リーダー期間中に得たこと」「これから自分がどう生きていきたのか。」
この2つをそれぞれ自分自身と真剣に向き合い考えシェアを行いました。
このシェアを通して約半年間夢中で活動していたことを
冷静に振り返る時間になったと思います。
[二子石さんからCFF設立当時の話を全員で聞きました。]
また「自分はリーダーとして何もできなかったのでは?」
と疑問を感じていた人も中にはいましたが、
CFFリーダーとして貢献できたことを他者に話す機会を通して
ネガティブな思いは少し前向きに変わったのではないか。と感じました。
二子石さんからは、「CFF設立当初から変わらぬものを感じることができた。
青年たちのシェア、キラキラした姿を見ることができて本当に嬉しかった。」
と感想をいただくこともできました。
企画のはじめは学校、就職活動、企画のミーティングと不安なことはありましたが、
リーダーの子たちから、「貴重な時間をありがとう」という感謝の言葉をもらい、
心からこの企画に関われてよかったと感じています。
最後にこの場をかりて、会場を貸してくださった日本キリスト革命派新座志木教会の皆様、二子石さん、2017年春リーダーズ、事務局スタッフ、またCFF活動メンバーのみなさん本当にありがとうございました。
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CFFのリーダーを経験したメンバーは、
自分の経験を自分のものだけにせず、
次に活かすことを常に考えてくれています。
青年たちが、目の前の人たちのことを真剣に考え
共に育ち合っています。
それがCFFが今まで成長し続けた要因の1つだなと私は感じました。
今後もこのような活動が継続実施できるよう、
青年たちと共に試行錯誤していきたいと思います。
東松島のいま。あれから6年経ちました。
今回はCFFジャパン東松島駐在員として2011年から2013年まで勤務した、
金須健(きすたけし)さんから東松島の現在の様子を伺いました。
東日本大震災から6年。この文章をはじめて読んだ時に
地元で暮らす方々の生きる力を感じることができました。
少し長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。
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東松島のいま。
森の学校のシンボルでもあるツリーハウスの近くの道路には、
建設業者や引越し業者、新しくできた街に住む人たちの車が行きかっています。
震災前までは一部の地元住民しか利用しない細い砂利道だったこの道路も、
今は震災により被災した方々が住む防災集団移転地としてできた
新しい街の入り口となっています。
宮城県東松島市では、東日本大震災の発災から約6年半となる今年の9月で、
ほぼすべての災害公営住宅・集団移転団地が完成し、
被災された方々の生活も新たな局面を迎えようとしています。
【森の学校のツリーハウス】
多くの方々のご支援を受けながら着実に前へ進んできました。
小学校生活6年間のすべての期間を仮設のプレハブ校舎で
過ごしてきた子どもたちも、卒業前の少しの期間ではありますが、
森の学校と呼ばれる「宮野森小学校」の新校舎での学校生活を送ることができました。
【宮野森小学校新校舎】
震災発災直後の春に小学校に入学した子どもたちは、
今年の春で中学一年生となりました。
はじめは高学年のお兄さんお姉さんに助けられながら生活していた子どもたちも、
いまではしっかり小学校低学年の子どもたちを引っ張る先輩です。
震災でおじいちゃんを失い、
震災語り部の活動を続けている当時小学6年生だった女の子は
「おじいちゃんは自分を待ってくれていて津波の犠牲になった。」と
自分を責めてしまっていた時期もあると、辛い思いを話してくれました。
震災時の自分の体験を3年以上話すことができなかったその子は
「震災で犠牲になった人たちの分も、頑張って生きなきゃ。」と話し、
自分が語ることで救える命が少しでも増えればと震災語り部の活動をしています。
「震災は忘れられることではない、これからずっと向き合い続けて生きていく。」と
今も彼女は涙ながらに語っています。
宮野森小学校が建設された野蒜という地区で、
地域一体となって農業を推進している「アグリードなるせ」という会社があります。
アグリードなるせでは、震災後いち早く農地の再生に向けて
田んぼの除塩作業に取り掛かり、震災の年の秋にはお米を収穫できるほどで、
その後は震災で土地や農機具が被災し、
個人では農業の継続が難しくなってしまった人たちの農地を借りて、
地域営農に取り組んでいます。農繁期には地域の方々の手を借りながら、
震災後に志を持って集まった多くの若手社員とともに農業を行っています。
【アグリナードなるせさんが除塩作業を行い再生した田んぼ】
アグリナードなるせでは6次産業化にも力を入れており、
自社の土地で育てた小麦粉を原料に自社工場で
作ったバウムクーヘンを販売しています。
「のびる」ブランドの定着に向けて社員の方々は日々新たな発想と努力で、
前に進んでいます。
【新たに開発したバームクーヘン”のびるバーム”】
震災後、農業、漁業、観光、福祉など、
いろいろな分野で東松島を盛り上げて行こうと、
たくさんの青年が活躍しています。その青年たちが大好きな東松島に、
ぜひ遊びに来てください。東松島の魅力を存分に感じてください。
そして、東松島を好きになってもらえれば幸いです。
いつでも、東松島でお待ちしています。
最高のキャンプをみんなのアイディアで
[真ん中の素敵な笑顔の彼があっきー]
[バディーはこの赤いヒモを使って決めます!]
[レイマートが今回初めてハッピーキャンプに参加!]
[馬跳びビーチフラッグ!子どもたちは大盛り上がり☆]
[日本人参加者が子どもたちをスイカまでナビゲート♡]
[砂風呂が気持よくて寝ているのかな?]
[最後はみんなで記念撮影!おつかれさまでした♡]
CFFで卒業式!?
こんにちは!CFF国内活動チーム「大塚大学」
りなてぃこと吉田里奈です。
*大塚大学とは?
→主に、国内外にある社会問題を取り上げ、CFFプログラムに参加経験者が中心に勉強会をおこなっているチームです。以前は、LGBTをテーマに上げ実際にLGBT当事者の方にも来てもらい、みんなで勉強会を行いました。詳しくはこちら
3月23日に「CFF卒業式」という、
先月大学を卒業したCFFメンバーを送る会を開催しました🌸
今回はその内容をみなさんにお伝えしたいと思います!
[今回のCFF卒業式に参加してくれた大学卒業生。みんな忙しい中来てくれて本当にありがとう!]
前半は、卒業生にインタビュー✨
名付けて「大塚トーク!!」
例えば、
《過去》
・人生に影響を与えてくれた人との出会いやエピソード
《現在》
・就活において大事なこと
《未来》
・就職先、それに至った経緯
卒業生が語ってくれた経験はとても大きくて深く、
私たち在校生に勇気を与えてくれるものでした🔥
後半は、
「これから先どんな自分になりたいか」
を紙に書きみんなでシェアしました🌟
大学4年生になると、就活や国家試験で忙しくなったりするため、
CFFに関わる機会が少なくなると思います。
しかし今回の卒業生や大学生の参加者と話すことができ、
私自身、自分のこれからの視野が大きく広がり
繋がりの大切さやCFFのこれまでの築きの尊さを感じました。
出会いもあり、別れもあり、大きく変化する春という季節🍃🌸
この節目となる卒業式がどうか皆さんの原点のひとつになり、
何かにつまずいた時や迷った時に戻ってこられる場所が
CFFであり続けますように願う時間となりました✨
卒業生のみなさん、
ご卒業おめでとうございます🎊🎉
伝えたい想いを「カタチ」に…
ミンガラーバー!(ミャンマー語のこんにちは)そして初めまして。
第4回ミャンマースタディーキャンプ
プログラムリーダーのアテたけしです。
[本名:竹内詩織さん]
ミャンマースタディキャンプは
参加者はもちろん、ミャンマー人青年、子どもたちと一緒に
ミャンマーという国の暖かさにふれながら、
内容の濃い9日間を過ごしてきました。
初めて子どもたちに出会ったのは、
現地の教会・シェアリングラブが運営している学校です。
*シェアリングラブとは?
現地ミャンマーの教会が行っている、スラムの子ども達への教育支援活動です。
正直、驚きました。
想像していた学校とはあまりにもかけ離れていたからです。
学校と言うよりも、一室。
その小さな空間で、元気いっぱいの子どもたちが、
キラキラの笑顔で、私たちを迎えてくれました。
小学校低学年から、さらに下の子どもたち。
彼らと一緒に日本語を学んだり、書道をしたりしました。
子どもたちはみんなそれぞれ「夢」や
「楽しいと感じること」を持っていて、
それを私たち日本人と一緒に筆で表現しました。
中には、キャンパーの似顔絵を書いて、
「上手でしょ?」と誇らしげに掲げている子がいたり、
日本語という文化に戸惑いながらも、
真剣に書道に向き合っている子どももいました。
[子どもたちが英語を書いてくれました♡]
最終日に子どもたちに向けてイベントをしました。
1日かけたミャンマー青年と日本人参加者の
ディスカッションを通じて、子どもに伝えたいことと、
子どもと一緒に「どんな時間を過ごしたいか?」を一生懸命考えました。
そこで決まったテーマ「Circle of Love」に込めた想いは、
「愛は希望や、夢や、楽しいこと、たくさんのものが詰まったもの。
それはみんなの心の中にあるもの。」
私たちはこれを子どもたちに、伝えたいと決めました。
[それを表現した絵がこちら。劇中もずっと飾っていました!]
その想いを伝えようと、現地のユースと協力して劇をやりました。
言語の壁や、うまくいかず、衝突することもたくさんありましたが、
それぞれが子どもたちへの想いを込めて、イベントを作ることができました。
[現地の青年と協力して完成させた劇を披露!]
子どもたちは真剣な眼差しで劇を見つめていて、
劇が終わり、みんなで一つになって歌を歌っている時に、
涙を流している子どもたちもいました。
[真剣な眼差しで劇を見ている子どもたち]
「子どもたちに、子どもらしい時間を過ごして欲しい」
という思いで始まったミャンマースタディーキャンプ。
私たちが子どもたちにできたことは本当にあったのか?
何もできなかったのではないか?と、疑問に思うことは何度もありました。
今この瞬間でさえ疑問に思うこともあります。
しかし、子どもたちと一緒に過ごした、
あの欠けがえのない時間は、笑い合い、涙を流しあったあの時間は、
たとえ一瞬だとしても確かにそこに存在しています。
私の心の中にも、参加者の心の中にも、ミャンマー青年達の中にも。
そして、子どもたちの心の中に存在していると信じています。
[最後は日本人参加者とミャンマー人青年と記念写真☆]
2017年春プログラムリーダー「行ってきます!」 〜その②〜
マレー語に頭を切り替えます、えりさです。
朝9時半には出発してしまうので、
今の心境を正直に。
とりあえず、今の目標は
まずは!無事にコタキナバルに着くこと!笑 キャンパー全員が健康で日本に帰ってくること。
色々考えたけど、
じゃあキャンプ中は何をしたいかというと、、
キャンパー一人一人の幸せを考えること。これは、
ここでいう幸せは、その人の良さが集団の中で活かされること!
一人一人が役割を持った社会になったらいいなあって。
そのために私が直接何ができるかは、
答えは無限にあるけど、
一番にやりたいのは、毎日、キャンパー一人一人と話すこと。
小さなことかもしれないけど、
少しずつ心が前向きになってくれたら嬉しい。
事前研修が終わったあと
成長したい!とか、マレーシアのこともっとしりたい!とか、
正直に胸の内を打ち明けてくれたキャンパーが居ました。
自分に自信持って帰ってきてほしい。
それは、キャンパーに願うことだし、自分自身も!!
これが今の気持ちです。
最後に
ここまでリーダー生活を支えて下さった方々、
今は自分のことでいっぱいいっぱいだけど、
自分で選んだ道を正解にしてきます。
ありがとう。
また新たな思い出が…♡