CFFフィリピン「子どもの家」の賑やか年越し♪
こんにちは、CFFサポーターの"もつ"こと佐久本奈緒です。
CFFフィリピン「子どもの家」で過ごした年末年始。
子どもたちの多くは里帰りをしていて残っていたのは3人だけでしたが、3人の元気いっぱい・賑やか年越しの様子をみなさんにお伝えいたします♪
2017年12月30日
3人の子どもたちが出迎えてくれました。
ほかの子どもたちは里帰り中。
寂しそうにしてるかなと思いきや、3人ともめいいっぱい元気に遊んでいました。
3人でサンダルを手に装備し追いかけっこしたり、夜のクリスマスパーティー(フィリピンでは1月末くらいまでクリスマスが続いてるそうです)に備えてダンスの練習をしたり…!
驚いたのは、2年前にビジターで行った時に教えた妖怪ウォッチのダンスを覚えてくれていて、その時いなかった子どもたちにも受け継がれていたこと!
その時は1番しか教えなかったのに、3番までバッチリ踊りこなしていました。
クリスマスパーティーでは、村の子どもたちとCFFの子たちが仲良く踊っていました。私たちに、「友達だよ」とか「気になっている子がいるの」と教えてくれ、子どもたちのコミュニティが垣間見えた瞬間でした。
12月31日-大晦日-
この日の夜はみんなで、元CFFスタッフのジェイクさんのお家でディナー!
ジェイクさん一家と子どもたち、CFFスタッフのアテリナとハウスペアレントのジョナとともに食卓を囲みました。
ごはんを食べたあとは、TVのクイズ大会で一緒に盛り上がったり、突然ダンスが始まったり、タガログ語を交えてジョークを言い合ったり、急にスイッチが入ってTVに食いついたと思ったら、じゃれあってきたり、自由な時間をのびのび過ごしました。
帰りは月明かりの元、みんなで手を繋いで帰りました。
帰り道に偶然通りかかったクヤジュン(コミュニティ出身・在住のCFFスタッフ)のトラックの荷台(真っ暗なアイスボックス 笑)に積み込まれ、「子どもの家」まで!
偶然道ばたで知り合いに会うところが、CFF「子どもの家」がコミュニティの中に根付いている証拠だなぁと感じました。
深夜11時30分
爆音と共にはじまるダンスパーティー。
そして、アテリナのキャンディトス(お菓子をアテリナが投げる、子どもたちは全力でとる)を幕開けにはじまった2018年!
車のクラクションを鳴らし、鍋のフタのシンバルとフィリピンコミュニティの花火!
大演奏ではじまったニューイヤーパーティーでした。
フライドチキンにパスタ、マカロニデザートと、深夜に豪華なspecial early breakfast!
デザートはみかんとりんごの早食い競争。
マイケルとオスカーのタレントショー。
続いて「bring me〜」(私に○○持ってきて)ゲーム。
葉っぱにはじまりクヤジョナ連れてきて〜まで、タガログ語しかわからない子どもたちとも大爆笑の一夜でした。
2018年1月1日
寝正月を過ごし、午後からは私たちが考えてきたアクティビティ!
トイレットペーパーの芯を使った工作にチャレンジ。
万華鏡やネックレス、クラウンを作成しました。
普段はまとめ役のビバリーも、この時ばかりは我先にと、好きなビーズやカラーを選んでいました!
お手本とはちがう彼女のセンスを活かした作品に仕上がりました。
(ビバリー作成)
そしてそれを見て真似するオスカーとマイケル。
新しいものを見せるたびに、wowと大興奮のマイケルとマイペースにずっと色を塗ったり紙を切っているオスカー。
3人ともそれぞれ好きなものを作って最後はクリスマスツリーに飾ってくれました。
1月2日
そして子どもたちみんなが帰ってくる2日。
家族に見送ってもらっていたので、別れ際が悲しくて涙を流す子もいたり、思い出して泣く子もいたり。
今まで見たことのない表情をする子も。
しかし、子どもたちのハグやキス、ダンスにむかえられ、少しずつ少しずつ笑顔を取り戻してきました。
故郷にいる家族、CFFの家族、それぞれの家族から大きな愛を受け取りながら互いに育ちあっていることを感じました。
11日ぶりに大人数でむかえた食卓。互いにちょっかい出したり真似したり、笑いあったり。とてもとても穏やかな時間でした。
私が初めて参加したのが5年前。
やんちゃだったサイラもジェロームもいまや最年長。
続くエラもラミルも身長もグッと伸びて大人っぽくなっていました。
今回のビジターを合わせて5回来ていますが、来るたびに子どもたちの成長に驚かされます。
また次行くときにはどんな風に変わっているのか楽しみです!
最後にみんなで集合写真★