平和とは何か ~沖縄の辺野古から~
こんにちは、昨年マレーシアワークキャンプに参加した
尾曽 佳乃です。
私は、2月2日~5日の4日間開催された
沖縄スタディキャンプに参加しました。
初めて訪れた沖縄は、自然がたくさんあり、
人も暖かく、どこか懐かしさを感じるような場所でした。
今回のキャンプでは、チビチリガマや、陸軍病院壕跡などをはじめ、
沖縄戦の記憶が残る様々な場所を訪れました。
普通に訪れただけなら、
沖縄の悲しい歴史や、今抱えている問題には、
向き合うことができなかったのかもしれません。
沖縄戦で、日本軍は米軍に見つからないために、
泣いている赤ちゃんを殺したり、自決を強要したり、
多くの市民が犠牲となりました。
同じ日本人で傷つけ合っていたと知ったとき、
とても衝撃を受けました。
また、基地移設で問題となっている辺野古や高江では、
実際に反対運動を行っている方のお話を聞くことができました。
反対の理由は、「自然を守りたい、戦争を起こしてほしくない」など、
たくさんの意見がありました。
運動に参加している方は、
沖縄在住の方もいれば、わざわざ遠くから来ている人もいました。
反対の意見はそれぞれ違うけれど、
どの方にお話を聞いていても沖縄を想う気持ちは強く伝わってきました。
そしてこの基地問題に関しても
実際に争っているのは同じ沖縄の人々でした。
基地を作らなければいけない防衛局員の方
土地を守りたい人々
皆さん沖縄が大好きなのに、
争わなければいけないと知って
とても悲しくなりました。
沖縄のことを知れば知るほど、
何が正しいのか判断することがとても難しく思えました。
平和とは何か
答えを出すことは簡単ではありませんが、
これからもずっと考え続けていきたいです!