フィリピン青年インタビュー!〜現地おシゴト事情〜

皆さん、こんにちは!CFFジャパン事務局インターンのすみれです。

今回は私が、フィリピンのお仕事事情についてインタビューを行いました!

 

そろそろ卒業&就職シーズンを迎えますが、

「フィリピンの同世代の人たちは、日本と同じように就職活動をするのか」

「若い世代が思うフィリピンの雇用問題はあるか」

「どんな職業が人気があるのか」

 

ということを知りたくなって、聞いてみました!!

 

答えてくれたのは、CFFフィリピンワークキャンプで現地キャンパーとして活躍していたロニー。

質問に快く応えてくれました! ありがとう!

 

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【写真右がロニー】

 

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日本は大学や高校を卒業する前に就職活動をして仕事を見つけるけど、フィリピンはどう?

 

ロニー:日本と同じように、フィリピンでも自分が専攻している分野に合うような仕事を探すよ。

でも、その前に、資格(看護師や医師など)の試験を受けるためのテストに合格しないといけないんだ。

合格したら資格試験を受けることができるけど、そのテストが不合格だったら、もう一度その試験を受けることになるよ。

 

なるほど、日本とシステムは似ているんだね。ロニー世代から見たフィリピンの雇用問題や課題はある?

 

ロニー:就職したい人と求人の比率が合わなくて、職を求めている人が多いこと。就職できない人が溢れていることも、フィリピンが抱えている雇用の課題だと思うな。

 

ロニーは将来どんな仕事をしたいと思っているの?

ロニー:僕は、船を所有するオーナーになって、有名なビジネスをしたい!

いろいろな種類があるんだけど、例えば、人々を乗せる旅客船だったり、貨物だったり、化学タンカーの輸送とか。漁業とは少し違うかな。

 

フィリピンの男性は船関係の仕事をしたいという人が多いよね。それはなんで?

 

ロニー:船乗りは給料が高いし、タダでたくさんの国を周ることができるからだと思う!笑

 

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最初にインタビューしているときに、「雇用問題は深刻なのかな」など、思いながら聞いていましたが、ロニーは明るく話してくれて正直驚きました。

日本は、街を歩いていると求人を募集している店がたくさんありますが、フィリピンは真逆で求人募集がたりないくらい職を求めている人がいる。

仕事もたくさんある日本に生まれて住んでいる私はどう返答したらいいのか、インタビューをしながら戸惑ってしまいました。

 

でも、ロニーのなりたい職業は、人の命を預かったり、時には危険なものを運んだり…責任のある仕事ですが、とてもやりがいのありそうな仕事だと感じました。

 

ロニー、インタビューに答えてくれてありがとう!

 

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みんなでお団子作り♪

こんにちは、元事務局職員の鈴木沙彩です。

1月末、CFFマレーシア「子どもの家」を訪れました!

楽しくおやつ作りができればと思い、日曜日の午後に一緒にお団子作りを行いました♪

 

メニューは、白玉団子に味付けがみたらしあん、あんこ、抹茶、きな粉!

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お団子・味付け、と2チームに分かれて開始!

お団子チームでは、粉と水を混ぜ、丸めていきます!

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子どもたちは、四角、ミッキーやネコの形を作ったり、

とにかく大きいお団子や、小さーい丸など、思い思いの形に作って楽しんでいました♪

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味付けチームは、熱いお湯を使う時には一番年上のマックスウェルが進んで担当、

材料を使いたい時にトムが持ってきてくれ、

材料をお鍋やボウルに入れるのはフランチェスが担当!

と役割分担ばっちりでした!

 

 

お団子をゆでてみると、リッチー作のミッキー形が一番に浮き上がってきて、

それを見ていたリッチーがとても嬉しそうな顔をしていました。

 

いざ、みんなでいただきます!

 

 

みんなにはみたらしが大人気!珍しい抹茶にも興味深々でした!

おかわりの時にもたっぷりのみたらしあんをかけていました^^

子どもたちに「おいしい?」と尋ねてみると、

みんなにっこりして笑顔で「おいしい」と伝えてくれました*

 

あっという間にお団子は売り切れ、楽しいおやつ作りの時間になりました*

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HAPPY NEW YEAR FROM CFF PHILIPPINES♡

CFFフィリピンの子どもたちが「HAPPY NEW YEAR」の絵をサポーターのみなさんのために書きました。

子どもたちの成長と個性あふれる絵をぜひ見てみてください。

[この写真は、去年の年末にCFFフィリピン「子どもの家」を訪れた、五反田亜紀さんが撮影してくれました。]

 

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シャイラ(15才)

絵がとても上手で昨年は、日本の絵のコンクリールに挑戦するほどです!その後もその腕はメキメキと上がっています!

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ジェローム(15才)

去年から背がとても高くなったジェローム。バスケットが大好きで、キャンプ中はキャンパーと一緒によくやっています。

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ラミル(12才)

彼も背が高くなり、青年になってきています。発想力豊かで発明品をときどき見せてくれます^^

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ラメラ(11才)

英語がとても上手な彼女。キャンパーとも人見知りせずよく話しています。女の子らしいかわいい絵を書いてくれました。

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ベヴァリー(13才)

疲れたスタッフのためによく肩をマッサージしてくれるベヴァリー。優しい彼女の笑顔は、キャンパーにも大人気!

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ジェネリン(13才)

ダンスと歌がとても上手なジェネリン。セクシーなダンスでいつもパーティーを盛り上げてくれています。

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ジェシーラ(11才)

甘え坊のジェシーラ。ごはんを食べているといつも横に来てくれます♡

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アンジェリカ(6才)

勉強することが大好きで、学校にいくことがいつも楽しみなアンジェリカ。これからどんな女性になっていくのかな?

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エドマー(8才)

エムエムのお兄ちゃんのエドマー。お調子者の性格で、みんな1枚のところ彼は2枚も絵を書いてくれました(笑)

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エムエム(5才)

ダンスが上手なエムエム。絵もとても独創的♡

「子どもの家」で1番年下の彼女はCFFフィリピンのアイドル的存在です。

 

みなさんも、フィリピンで元気に成長している子ども達に会いに訪れてはいかがですか?

CFFマレーシア 村人700人とクリスマス

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[テノムは自然豊かな村で子どもたちも、ジャングル探検をしました!]

 CFFマレーシアの子どもたちみんなでTenom(テノム)という村で12月23日〜25日まで2泊3日のホームステイをしてきました。 

CFFマレーシアから車で約3時間。クロッカー山脈を越えた山の麓にある人口700人程度の小さな村。

村人はムルット族と言われる昔の首狩り族、また先端に毒を塗った吹き矢で狩りをしていた民族としても有名です。

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[テノムについてまずは腹ごしらえ。美味しそうな料理にみなん舌つづみ^^]

 24日は朝から体育会。お母さんたちのサッカーチームもあり、すごい熱戦。その他バレーボール大会、ココナッツの実をボーリング玉として転がして使うココナッツボーリング、そしてバトンリレー大会がありました。

バトンはプラスチックコップ。芝生の上を裸足で走るのですがさすがは田舎の子どもたち、みんなすごく早い。

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[村の人たちと運動会。CFFマレーシアの子どもたちはどうだったのかな?]

CFFの子どもたちも小学生組(イプン、ブライアン、レジェン、リッチー)が4人一組のリレーに参加することになりましたが、何と結果は優勝!

8組で争い優勝ですからかなりすごいことで、村人からも大絶賛を受けていました。優勝賞金はみんなでお菓子とジュースを買ってシェアしていました。

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[村人700人が集まってクリスマス礼拝🎄]

夜は700人の村人と共にイブの礼拝に出席。たったの2泊でしたが村の子どもたちやお父さん、お母さんともすっかり仲良くなり楽しいクリスマスを過ごすことができ、みんな大満足でした。

20周年記念冊子完成!

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[有馬菜穂さん20周年パーティー当日の写真]

★20周年記念冊子作成に携わったCFF活動メンバー有馬奈穂さんから、冊子に込めた思いを伺いました。

●なぜこの冊子を作ったんですか?

はじめはCFFが20周年を迎えて、何かしよう!と集まったメンバーで、できることを考えていました。

そこで、自分たちの近くにいる例えば家族など、「近くにいるけどCFFのことを詳しく知らない人に、大好きなCFFの魅力を知ってもらいたい!」という思いが生まれました。

その思いの原点が、CFFはたくさんの価値を生み出しています。そして、参加した人その価値を感じていますが、それをCFFに参加していない人に伝えることが、すごく難しかったんです

そこで、CFFが生み出している価値を”伝える”ために、CFFの価値が”伝わる”冊子を作ることになりました。

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●どのように活用してほしいのか/読んでほしいか?

この本はプログラムの内容などが詳しく書かれていません。しかしCFFが何のために活動しているのか分かる本になっていると思います。

だから、CFFのことを理解して欲しい人に伝える時の1つのツールとして活用してほしいです!

 

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CFFサポーターのみなさまには、1月20日に発送するニュースレター「らぶれたー」に記念冊子を同封いたしますので、お楽しみに!☆

CFFフィリピンの子どもたち♪

このページでは、当日の子どもたちの写真をお届けします^^

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[レイオ]

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[エドマ―ル]

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[コスチュームに着替えて記念撮影♪]

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[入場前①]

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[入場前②]

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[入場前③]

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[入場!!]

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[役目を終えてホッとするエドマ―ル]  

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[最後はみんなで記念撮影♪]

CFFプログラム、なにが青年を変化させるのか!?

去る11月14日。

「第4回CFF青年育成ビジョン検討会」を実施しました。

※青年育成ビジョン検討会とは?
→CFFが向き合ってきた青年たちがどう育ちあってきたのかを振り返り、そんな青年たちが今後どう育っていくべきなのか、ビジョンを明らかにしようというプロジェクト。

CFFが青年育成ビジョンを考える目的

■会の目的(2016年)

青年が世界・社会の問題を自分事として捉え、より良い社会や地域へと変えていく担い手となるための育ち合いの場つくりについて、議論を深め、ビジョンを描く。

■目指す成果物(2016年)

教育機関等に向けた青年育成についてのプレゼンツール

■メンバー

・若者、青年の問題に取り組んでいる実践者

・CFFの活動メンバーまたは経験者

・CFFジャパン理事、事務局

※目指す成果物というのは、とりあえずのものです。


第4回目の今回は、CFFのプログラムやCFFの場を通して、青年が変容していく仕組みの解明を行いました。

初めてCFFに参加する青年の口からは、「自分のことがキライ」自分に自信がない」「今の生活を変えたい」「自分を変えたい」という言葉をよく聞きます。

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ですが、プログラム後には、「自分に自信が持てるようになった」こんな自分にも価値があることがわかった」「人のために何かしたい」「生きる意味を見いだせた」という意識の変化が顕著に見られます。

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—いったい何がそうさせるのか??—

CFFプログラム参加者やリーダー経験者、外部講師を交えてそのメカニズムについて話し合いました。

大きな要素として挙げられたのは

「シェア」と「ケア」

日常生活において、“自分自身について”や、“生きる上で大切なこと”など、考えたこともなければ、それを他者に素直に話す機会ってなかなかありません。

CFFプログラムでは、そのような機会をセミナーなどで意図的に作っています。
自分と向き合い、ありのままの自分をさらけ出して、それを他者が受け入れてくれる。
言葉にならない感情や、うまくいかないことをも認めてくれる。

この経験が、「自分を認める」ことに大きく作用しているようです。

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[夜の話合いの時間が終わった後の様子] 
また多かったのが、リーダーがキャンパーに真摯に寄り添う姿にあこがれた、といった意見や、自分が認められた(ケアされた)から他者を認めたい(ケアしたい)と思うようになった、という意見。

海外という非日常での共同生活の中に、

・新たな価値観や衝撃との「出会い」や
・それらによる衝突や共に解決を目指す「体験」

という変化のきっかけがあり、それらが「シェア」によって、強固なものとして自分自身に根付いていく。

これが変化のメカニズムとして考えられるのではないか。

そんな1つの道筋が見えてきました。

これが正解なのかはまだわかりませんが、引き続き検討していきながら、「そんな変容を遂げている青年たちが今後どう育っていくべきなのか」という“CFF青年育成のビジョン”の大詰めに取り掛かっていきます。

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次回検討会は1月。
この会に興味のある方は、ぜひ事務局までご一報くださいね!